リソース関係
	
はじめに

	定義方法               

アイコン

	リソース定義               ICON
	パラメータ

カーソル

	リソース定義               CURSOR
	パラメータ

メニュー

	リソース定義               MENU
	パラメータ

ダイアログボックス

	リソース定義               DIALOG
	パラメータ
バージョン情報

	リソース定義               VERSIONINFO
	パラメータ

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定義方法
	リソースを定義するには
	リソースグループ   種類   {タイプ}   {リソースパラメータ}
	というようにする。

	・リソースグループ
	　そのリソースを呼び出す時の名前。任意の名前でよいが
	　同じ種類で同じグループ名をつけてはならない。

	・種類
	　リソースの種類。アイコンならICON,メニューならMENUなど.

	・タイプ
	　DISCARDABLE…使い捨ての、不必要な

	・リソースパラメータ
	　リソースの種類によって異なる。パラメータの数、形式は様々。

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アイコンリソース

	
	
定義
	ICON

	
パラメータ
	"ファイル名"	アイコンファイル名
	
例(example.rc)


PROGRAM  ICON  DISCARDABLE  "foo.ico"



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カーソルリソース

	
定義
	CURSOR

	
パラメータ
	未稿



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メニューリソース

	メニューリソースを作成します.ここでいうメニューとはウィンドウの
	タイトルバーの真下にある「ファイル(F)」などを指します。
	
定義
	MENU

	
パラメータ
	メニュー構造によって異なります。構文としては
	BEGIN	//グループ,メニューリソースの開始.
	END		//最後のBEGINを閉じる
	POPUP "COMMAND(&Key)"
		//ポップアップメニューを作成.COMMANDにファイル、ツール、ヘルプなどのメニュー名を、
		//Keyにショートカットキー(二文字以上の場合先頭の文字)を入力する.
		//ポップアップメニューの内容は続くBEGIN〜ENDの中の要素になる.
	MENUITEM "COMMAND(&Key)",   定数
		//メニューアイテムを作成する.COMMANDとKeyの説明はPOPUPに同じ.
		//定数は項目が選択されたときにプロシージャに送られる定数で,
		//普通ヘッダファイルでIDM_????として定義した定数(値は例えば
		//(メニュー番号*100)+(項目番号*1)のようにすると分かり易い)を
		//用いる.定数を定義したヘッダファイルはプロシージャファイルと
		//リソースファイル、両方にインクルードする.
	MENUITEM SEPARATOR
		//メニュー項目の中にセパレータ(分割線)を入れる.

	
例(example.rc)


#include "example.h"

PROGRAM  MENU DISCARDABLE
BEGIN
    POPUP "ﾌｧｲﾙ(&F)"
    BEGIN
        MENUITEM "開く(&A)...",        IDM_OPEN
        MENUITEM SEPARATOR
        MENUITEM "終了(&E)",           IDM_EXIT
    END
    POPUP "ヘルプ(&H)"
        BEGIN
        MENUITEM "バージョン情報(&A)", IDM_ABOUT
        MENUITEM "ヘルプを表示(&H)",   IDM_HELP
    END
END

このリソースのヘッダ(example.h)


#define IDM_OPEN 100
#define IDM_EXIT 101
#define IDM_ABOUT 200
#define IDM_HELP 201





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ダイアログボックス

	
定義
	DIALOG

	
パラメータ

	UINT,UINT,UINT,UINT	//ウィンドウの左上座標(X,Y),ウィンドウサイズ(X,Y)の設定
	STYLE	//ウィンドウスタイル(定数) |で複数指定可
		//DS_MODALFRAME	モーダルフレーム(ダイアログを閉じるまで処理を中断)
		//WS_VISIBLE	表示
		//WS_CAPTION	ダイアログのタイトルバーを設定する
	CAPTION "Title"	//タイトルバーの文字をTitleにする
	BEGIN	//BEGIN〜ENDがウィンドウの中身
	END	//定義終了
	CTEXT "text",int,UINT,UINT,UINT,UINT
		//textの文章を表示する.
		//intが-1の時シンプルな文章となる.
	LTEXT //パラメータを含めCTEXTに同じ
	DEFPUSHBUTTON "text",定数,UINT,UINT,UINT
		//ボタンを作成する.定数でボタンの意味を定義する
		//IDOK...OKボタン

	
例(example.rc)


#include "example.h"

ABOUTDLG DIALOG DISCARDABLE  0, 0, 191, 101
STYLE DS_MODALFRAME | WS_VISIBLE | WS_CAPTION
CAPTION "プログラムのバージョン情報"
FONT 9, "MS UI Gothic"
BEGIN
    CTEXT           "fooプログラム for Windows9x",IDC_STATIC,33,8,148,8
    CTEXT           "Version 1.00",IDC_STATIC,33,35,148,8
    CTEXT           "(C) Copyright 2002 Co-op. All Rights Reserved.",
                    IDC_STATIC,33,54,148,8
    ICON            "PROGRAM",IDC_STATIC,8,13,18,21
    DEFPUSHBUTTON   "OK",IDOK,136,73,50,14
    LTEXT           "URL:    html://www.foo.co.jp/",IDC_STATIC,6,72,118,8
    LTEXT           "E-Mail: woo@foo.co.jp",IDC_STATIC,6,84,79,8
END



このリソースのヘッダ(example.h)


#define IDC_STATIC -1




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プロパティのバージョン情報リソース


プロパティのバージョン情報を作成する

	
定義
	VERSIONINFO

	
パラメータ
	FILEVERSION UINT,UINT,UINT,UINT
		//ファイルバージョン(数値データ)
	PRODUCTVERSION UINT,UINT,UINT,UINT
		//商品バージョン(数値データ)
	FILEFLAGSMASK	//未稿
	FILEFLAGS	//未稿
	FILEOS	//未稿
	FILETYPE	//未稿
	FILESUBTYPE	//未稿
	BEGIN	//直前のBLOCKもしくはVERSIONINFOに因るデータ領域
	END	//最後のBEGINを閉じる
	BLOCK "Type"
		//ブロックタイプを設定
		//
	
例(example.rc)


#include "example.h"

PROGRAM  MENU DISCARDABLE


このリソースのヘッダ(example.h)


#define IDC_STATIC -1




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