Apache パフォーマンスチューニング

パフォーマンスのために必要なモジュールを削る、とか、DSO をやめる、というのは各所で書かれていますが、あんまり例がなかったので書いておきます。

/configure –prefix=/usr/local/apache \
    –disable-module=all \
    –enable-module=access \
    –enable-module=log_config \
    –enable-module=dir \
    –enable-module=mime \
    –enable-module=auth \
    –enable-module=status

もう一件、Apach 1.x における MaxClients の限界ですが、

src/include/httpd.h:
#ifndef HARD_SERVER_LIMIT
#ifdef WIN32
#define HARD_SERVER_LIMIT 1024
#elif defined(NETWARE)
#define HARD_SERVER_LIMIT 2048
#else
#define HARD_SERVER_LIMIT 256
#endif
#endif

という部分で、HARD_SERVER_LIMIT が MaxClients に設定する値以上になるように編集してやればいいです。
参考:
Apacheパフォーマンス・チューニングの実践(@IT)
ステップバイステップでApacheをセキュアに(愛の死体安置所)
セキュリティの話ですが、必要なモジュールを削る際に参考になります。
Apache1.3.33+PHP4.3.10 (cubic9.com)
外部モジュール(サイトにあるのは PHP4)を静的に組み込む例。
configure –help にある、

 –add-module=FILE on-the-fly copy & activate a 3rd-party Module
–activate-module=FILE on-the-fly activate existing 3rd-party Module

という設定ですね。

 –activate-module=src/modules/php4/libphp4.a

みたく、リンクライブラリを指定するとそれを一緒にビルドしてくれます。
追記 (2006-02-22):
PHP4 + Apache1.3 チューニング
Apache設定ファイルをチューニング