実行可能ファイルを圧縮する

UPX(the Ultimate Packer for eXecutables)
Windows, Linux 等で動作する実行可能ファイル(*.exe など)を圧縮するソフトウェア。
例を見ると、元のサイズから30%くらいのサイズに圧縮できるようです。
 
使い方:

upx –best foo.exe

ミリ秒単位の時間の取得をする

古いメモにあったものを整理のため写した。

// 時間をミリ秒で返す
// (clockid_tにより動作が変わる/CLOCK_REALTIMEの場合システムの実時間時計)
// time.h
int clock_gettime(
    clockid_t clock_id,
        struct timespec *tp
);
clockid_tはCLOCK_REALTIME,CLOCK_VIRTUALなど定数で指定する。
struct timespec{
time_t tv_sec; /* seconds */
long tv_nsec; /* nanoseconds */
};
tv_nsec の値は 0 〜 999,999,999 の範囲になければならない。
参照: http://docs.hp.com/ja/B2355-60104-05/rn04re25.html

この関数はCygwinでは実装されておらず、Windowsでは次の関数を使う。
// 起動してからの時間をミリ秒で返す
// windows.h
DWORD GetTickCount(void);

– ミリ秒以下のスリープ

// req で指定した時間、ナノ秒(1000ナノ秒 = 1ミリ秒)単位で処理をスリープさせる.
// rem はsignalによって停止した場合に残りの時間を格納するためのものでNULLでも
// よい。signalで停止した場合-1を返す。
// time.h
int nanosleep(const struct timespec *req, struct timespec *rem);

参照: <http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man2/nanosleep.2.html>
この関数はCygwinでは実装されていないが、WindowsではSleepがあるから不要ですね。

// windows.h
void Sleep(DWORD dwMilliseconds);

dwMilliseconds=0のとき、優先順位が等しく実行準備のできた他のスレッドに処理を譲
る。該当するスレッドがない場合は即制御を返す。

Segmentation Fault が起こるプログラム外部要因

– ulimit -s で得られる、スタックの限界サイズを超えた場合、最初の代入を行った時点で Segumentation Fault (core dumped) になる。
例えば、

$ ulimit -s
65536

の時、次のようなコードで発生する。

/* オプティマイズされると処理がなくなるため、
 * gcc -O0 を付けてコンパイルすること。
 */
int main(int argc, char* argv[]){
    char ac[64 * 1024 * 1024];
    ac[0] = ‘\0’; // ここで発生
    return 0;
}

対策は、

ulimit -s [limit]

で十分なスタックサイズを確保することを許可すればよい。