JDBC のログとりメモ

– close() するのは PreparedStatement#close() でなく ResultSet#close() でもなく、絶対に Connection でなければならない。
– ログ情報には PreparedStatement#toString() がよさげ(少なくとも com.mysql.jdbc では)。
理由は、ログのための利便性から。SQLException がどのクエリでエラーになったかを残してくれないので、 PreparedStatement インスタンスがクエリ周りの情報をきっちり保持してくれていれば、toString() でログにどのクエリ文を実行したかが残せる。しかし、PreparedStatement#close() は DB 接続を閉じる仕様とは限らないため、Connection#close() を呼ぶ必要がある。PreparedStatement#close() だけにしたらプールがあふれ、思わぬ場所で DB 接続が開くのをずっと待ち続けることになってしまった。
– 例:

boolean isExist(int id){
    PreparedStatement ps = null;
    try{
        final Connection con = getConnection();
        try{
            ps = con.prepareStatement(“SELECT id FROM list WHERE id = ? LIMIT 1”);
            ps.setInt(1, id);
            return ps.executeQuery().next();
        }finally{
            con.close();
        }
    }catch(SQLException e){
        log(“Query error [“+ps+”]”, e); // void log(String, Throwable); とする
        return false;
    }
}

委譲とコンポジション(Effective Java の間違い)

Effective Java には、自身を参照にして渡さないと委譲とは呼べない、とあるが、これは間違い。Effective Java にも挙げられている [GoF P32] には次のようにある。

委譲では、1 つの要求を 2 つのオブジェクトが扱う。要求を受け取ったオブジェクトは委譲者へオペレーションを委譲する。これは、サブクラスが親クラスに要求を渡すことと同様である。

Effective Java にある自身の参照渡しはどこからでてきたのかというと、多分次の文の誤解から。

しかし継承の場合は、継承されたオペレーションは、C++ ならば this メンバ関数、Smalltalk ならば self を用いて、要求を受け取ったオブジェクトを参照できる。委譲でこれと同じ効果を実現するには、要求を受け取ったオブジェクトが自身を委譲者に渡す。そうすれば、委譲したオペレーションが受け手のオブジェクトを参照できるようになる。

その他参考:
<http://www.ogis-ri.co.jp/otc/otc2/oosquare-ml/Archive/200005.month/767.html>
– オージス総研 ML

Servlet の基本

– 基本は通常のクラスと同じだが、条件として javax.servlet.http.HttpServletを親クラスとする必要がある。
– protected void do*(HttpServletRequest, HttpServletResponse)
doGet, doPost, doDelete, doHead, doOptions, doPut, doTrace があり、それぞれ対応するリクエストのときに呼び出される。
– protected void service(HttpServletRequest arg0, HttpServletResponse arg1) throws ServletException, IOException
別のオーバーロードされた service メソッドから処理を受け、配分するのが役目なので protected。
parent.service(req,res) を呼び出した時点で do*(req,res) の処理が行われるので、その前後の共通動作を定義するのに便利。
– 日本語(マルチバイト文字)を引数にとる
— getParametervalues,getParameterを使い、化けた状態の文字を取得したあと

new String(string.getBytes(“ISO_8859_1”), “Shift_JIS”);

のようにする。(HTTPプロトコルの文字コードが ISO-8859-1 のため)
— HttpServletRequestクラスのsetCharacterEncodingで、パラメータを取得する前にエンコードを指定しておく。
— HttpServletRequest#setCharacterEncoding(String enc) の挙動の違いの問題に注意!
Tomcat 4.1.29 以降の 4.1.*/5.0.16以降の 5.0.*、では、Getメソッドではエンコードされなくなった。GETの引数はURIに含まれるので、URIはエンコードされるべきではないという見解による仕様変更とのこと。
– スレッドセーフということ。
サーバサイドでは1つのインスタンスを使いまわしてマルチスレッドで動作するので、スレッド同士の不要な干渉をなくさなければならない。
“staticではない”フィールド(インスタンス変数)もスレッド間では共有されている事に注意!
–> ページ閲覧者固有の変数を持ちたい場合、メソッド内で定義した変数を使わなければならない。
データアクセスなど同期を取らないといけない場合は、(デッドロックにくれぐれも注意しつつ)適宜 synchronized にする。

メールのContent-Header, Content-Body の仕様(RFCのピックアップまとめ)

世界中で標準となっているeメール仕様(SMTPプロトコル仕様)はRFC822などのRFCドキュメントです。
原本を読めばすべて書かれているのですが、全部読むのは大変なのでピックアップしてまとめてみました。

続きを読む メールのContent-Header, Content-Body の仕様(RFCのピックアップまとめ)

ブラウザの JavaScript バージョンチェック

<http://members.at.infoseek.co.jp/sig1/jscript/js-vercheck.html>
– JavaScript バージョンチェック

<SCRIPT LANGUAGE=”JavaScript1.0″><!–
j=”1.0″;
–></SCRIPT>
 .. snip ..
<SCRIPT LANGUAGE=”JavaScript2.0″><!–
j=”2.0″;
//–></SCRIPT>
.. snip ..
<SCRIPT LANGUAGE=”JavaScript1.0″><!–
document.write(“Javascript “+j+” に対応しています。”);
//–></SCRIPT>

というように, <script> の language 属性を使って判別してる。このサイトでは LiveScript, VBScript もチェック対象としているが、VBScript のチェックを JavaScript の文で行おうとしてエラーになっている。IE6 は JavaScript 1.3, Firefox1.0(Gecko/20050318) は JavaScript 1.5 までに対応していた。

[JavaScript][ActionScript] ブロック({ … }) ではスコープの限定ができない

一時変数のスコープを絞るのに { … } をよく使うが、ECMAScript (ActionScript/JavaScript 共通) だと物理的には意味をなさなくなる。例えば、次の文はエラーにはならない:

{var t=”NG”;} alert(t);

ブロックがスコープを持つなら、t は alert() を呼ぶ時点では存在しないためエラーになるべきだが、実際は NG と表示されてしまう。(Firefox 1.0, IE6, Flash MX 2004 で確認)
 
これは制御構文でも同じで、例えば、

for(var i; i < 10; i++){ var n = i; }

は、for 文の終了後に

i = 10; n = 9;

が入ったままになる。スコープを切りたい場合は、その部分だけ関数を使う等するしかなさそう。個人的に、リファクタリングの準備のために頻繁にスコープを切るのでこれは不便だなぁ..
ECMAScript では関数スコープであることを宣言するときのみ var 宣言は意味を成しているよう。
 

簡易タイマー

例えば 1 分後にアラートを鳴らすには次のようにすればよい。
– Windows なら sleep というコマンドを使えるようにしてコマンドプロンプトで

sleep 60 && echo <Ctrl-G>

  • UNIX 系(bash, sh)なら

sleep 60 && printf “\a”

 
追記:
(2006-05-10) sleep が Windows 標準で存在しないことに気づき訂正.

JDK1.5 の javadoc で package.html を指定すると複数のパッケージコメントのソースと言われて警告になる

– 正しく出力されるので害はないものの、毎回警告がでていたので調べてみた。警告内容は次の通り。

javadoc: 警告 – パッケージ “x.y.z” に複数のパッケージコメントのソースが検出されました。

英語だと以下。

Multiple sources of package comments found for package “x.y.z”

Java Forums <http://forum.java.sun.com/thread.jspa?threadID=599721&tstart=0> にずばり回答が。

Yep. The Doclet interface of the Doclet API specifies a method
 
void setRawCommentText(String text)
 
prior to 1.5 this method did exactly what its name implies. With 1.5 the implementation was changed to generate a warning and do nothing if it was attempted to set the comment text multiple times.
What happens is this:
Javadoc sees the package.html files in the sources, creates an appropriate Doc (PackageDoc) instance and sets the comment text. Then for some reason Javadoc encounters package.html files for already existing Doc instances and tries to set the comment text a second (third, fourth, …) time.
So, all you need to do is to ensure that Javadoc parses the package.html file for a given package only once, i.e. ensure that only sourcepath points to the package.html files but not classpath.

1.5 から package.html が複数見付かった時に上書きしつつ、警告を出すようになったとのこと。
ここで例にあるとおり、 javadoc のオプションで、 sourcepath でパッケージのある場所を示しつつ、なおかつ classpath でも示していたのが原因だった。Eclipse ではリリースディレクトリにも package.html をコピーしてくれていて、結局それが source のものと重複してしまった。
 
そもそも不要な、classpath からリリースディレクトリ(bin)の指定を外して解決。

Apache を簡単に chroot する

ports:www/mod_chroot
(リンク切れ: ttp://core.segfault.pl/~hobbit/mod_chroot/)
Apache13 でも問題なく動くようにテストされてるけど 20 以降だとさらに手軽にできるとか書いてる.
mod_security の chroot 特化バージョンという位置付け.
ただし Directory, Location, VirtualHost の中には入れられない.
 
追記(2008-03-21):
FreeBSD の ports を使って Apache22 で試したところ、問題なくビルド、インストールできました。
VirtualHost を使っている場合は、VirtualHost ごとに chroot にするのではなく共通の chroot を使い, Apache を root 権限実行して VirtualHost ごとに所有者を分け, DocumentRoot を 0700 にして suexec で所有者権限でしか実行できなくするのが望ましいかもしれません。