Thunderbird – 「セキュリティエラー ドメイン名が一致しません」対策

TSL 接続で POP 受信しようとした証明書エラーが出る場合、
下のアドオンを入れると便利です。
 
Remember Mismatched Domains

「ドメイン名の不一致」と「サーバ証明書の期限切れ」のセキュリティ警告ダイアログに「このドメインのための証明書について今後は警告しない」というチェックボックスを追加し、次回以降、警告を非表示にできます。

 
本来は正規に取得した証明書を使うべきなのですが、わざわざPOPアクセスドメイン(pop.example.com)のために証明書を買えない状況や、そもそもメインドメイン(example.com)の証明書がオレオレだったりする場合もあるわけで。。
 
ご参考までに。
 
– 参考:
セキュリティエラー:ドメイン名が一致しません(mozillaZine)

[Linux] procmailrc でひとつの条件に複数のアクションを指定する

同じ条件で複数指定すると簡単に実現できます。

 :0
 * 条件A
 * 条件B
 アクション1
 
 :0
 * 条件A
 * 条件B
 アクション2

が、同じ条件が分散するのは宜しくない、ということで。

 :0
 * 条件A
 * 条件B
 {
     :0
    アクション1
    :0
    アクション2
 }

このように括弧を使うと複数のレシピをひとつのアクションとして扱うことができます。
 
参考:
Procmail How-To page

CUI メーラーを使う

– ローカルにあるメールを読みたい
– メールサーバにあるメールを POPや IMAP 経由でいちいちダウンロードすることなく SSH でつないでそのまま読みたい
 
という場合に便利なのが、mutt というCUI メーラです。
 
日本語対応版パッチ, RPM はここからダウンロードできます。(FreeBSD の ports では mail/mutt)
 
利用の際はMutt Japanese Editionにある、日本語マニュアルが大変参考になります。
 
たとえば

mutt -f ./Maildir

とすれば、カレントディレクトリの Maildir を参照し、その中にあるメールの閲覧、削除、返信等ができます。

q:中止 d:削除 u:復活 s:保存 m:メール r:返信 g:全員に返信 ?:ヘルプ
   1 May 31 **** project ( 0) [*****] 登録内容確認のお願い
   2 Mar 21 Charlie Root ( 0) ClamAV Scanning Report
   3 O Mar 21 Charlie Root ( 0) www.ecoop.net security updates
   4 O Mar 21 Charlie Root ( 0) test
   5 Mar 21 Cron Daemon ( 0) Cron <root@local> /root/sbin/task.sh
   6 N Mar 21 ********* ( 0) <<重要>>「******」登録依頼用認証コード
   7 N Mar 21 ********* ( 0) <<重要>>「*******」登録依頼用認証コード
   8 N Mar 21 ********* ( 0) 「******」登録確認メール
 
-*-Mutt: postmaster [Msgs:8 3.0M]—(date/date)————————-(all)—

詳細はマニュアルに譲りますが、大まかな使い方は
– mutt -f /path/to/Mailbox でメールボックスを開き
– エンターで、指定メールを開く
– スペースでページを送る(最後尾の場合次のメールに切替え)
– メール表示中 q でメール一覧に戻る
– d で指定メールを削除
– メール一覧表示中 q で mutt 終了
です。ちなみに一覧で
– N とフラグが立っているのが新規メール
– O とフラグが立っているのは未読の古いメール
– D とフラグが立っているのは d キーで削除チェックをいれたメール(この状態でメーラを終了するとその時に削除されます)
– フラグの無いものは、既読メール
です。

Java で簡単に使える SMTP サーバパッケージ

Dumbster
Java 用のメール受信ができるパッケージ。
– メール送信処理の単体テストに使える。

SimpleSmtpServer server = SimpleSmtpServer.start(); // ローカルポート25 を Listen
// テストする処理: localhost 宛のメール送信処理
server.stop();
 
// 受信メール数
assertEquals(1, server.getReceivedEmailSize());
// 一通目のメールを取得する。
SmtpMessage email = server.getReceivedEmail().next();
// タイトル
assertEquals(“Test Subject”, email.getHeaderValue(“Subject”));
// 本文
assertEquals(“Test Body”, email.getBody());

メール添付ファイルのデコード

– base64 エンコードされて改行区切りになったデータを受けてデコードして出力する。

$ php -r ‘ $buf = “”; while(!feof(STDIN)) $buf.= fgets(STDI
N); $buf = str_replace(“\r”,””,str_replace(“\n”,””,$buf)); echo base64_decode($buf); ‘ < /tmp/input.txt > /tmp/output.rtf

メールのContent-Header, Content-Body の仕様(RFCのピックアップまとめ)

世界中で標準となっているeメール仕様(SMTPプロトコル仕様)はRFC822などのRFCドキュメントです。
原本を読めばすべて書かれているのですが、全部読むのは大変なのでピックアップしてまとめてみました。

続きを読む メールのContent-Header, Content-Body の仕様(RFCのピックアップまとめ)

Outlook Express で Multipart/Related したときの望ましくない挙動

– ドキュメント整理(2004-06)
– Multipart/Related でも、直接の呼び出しが実行中のメールに存在しない場合には添付ファイル扱いになる(A HREF=”CID:〜”ではだめ)。
– HTML同士の Related で<A>や<Iframe>を使おうとしても無理。やはり添付ファイル扱いに。

PHP でメールするときの注意等

– 過去に書いたドキュメントを整理するため、整形してコピペ。内容は多分 2004-06 くらいのもの。
– mail関数と、そのラッパーであるmb_send_mail関数があるが、後者はオプションのヘッダ指定に無関係に、自動的に

MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit

という3つのヘッダを挿入する(Content-Typeを明示的に指定していてもなお)。
– mail関数のデフォルトのヘッダーは
mail(‘foo@yyy.zz’,’title’,’message’);
として送信した場合、

Return-Path: <anonymous@local.host>
Delivered-To: foo@yyy.zz
Received: (qmail xxxxx invoked from network); 2 Apr 2004 15:13:40 +0900
Received: from unknown (HELO local.host) (xxx.xxx.xxx.xxx)
  by pcxxx.xxx.xxx.xxx.in-addr.foo with SMTP; 2 Apr 2004 15:13:40 +0900
Received: (qmail xxxxx invoked by uid 80); 2 Apr 2004 15:13:40 +0900
Date: 2 Apr 2004 15:13:40 +0900
Message-ID: <20040402061340.11671.qmail@local.host>
From: anonymous@local.host
To: foo@yyy.zz
Subject: title
 
message
 

のようになる。(Received:はもちろんmail関数がつけたものではない)
– MIME-Versionフィールドを指定する場合、第四引数でヘッダ指定する場合に改行は\r\nや直接の改行(SJISの場合CRLFになる)ではなく\nでなければならない。(MIME-Version:1.0を宣言した行以降は\rも\nも1つの行として認識されるため。
– PHPでHTMLメールを送るごく簡単な例)

sAddHeader = “MIME-Version: 1.0\n”
.”Content-Type: multipart/alternative;\n”
.”boundary=\”—-=_NextPart_000_0024_01C418A2.AA46C5F0\”\n”;
$sMessage = “This is a multi-part message in MIME format.”
.”\n\n——=_NextPart_000_0024_01C418A2.AA46C5F0\n”
.”Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP\n”
.”Content-Transfer-Encoding: 7bit\n\n”
.”プレーンテキストメールです\n”
.”\n\n——=_NextPart_000_0024_01C418A2.AA46C5F0\n”
.”Content-Type: text/html; charset=ISO-2022-JP\n”
.”Content-Transfer-Encoding: 7bit\n\n”
.”<font color=’red’>HTMLメールです。あ</font>いう<b>えお</b>\n”
.”\n\n——=_NextPart_000_0024_01C418A2.AA46C5F0–\n”;
//送信先メールアドレス等。
$sMailAddress = ‘foo@xxx.zz’;
$sTitle = ‘タイトル’;
if(mail($sMailAddress,$sTitle,$sMessage,$sAddHeader))
echo “sent successfully!\n”;
else
echo “sent failure”;