Libswresample ドキュメント
1 概要
libswresample ライブラリは、高度に最適化された音声のリサンプリング、リマトリクス、サンプルフォーマット変換を行う。
具体的には、このライブラリは次の変換を行う。
- リサンプリング : 音声のレートを変える処理。例えば 44100Hz の高いサンプリングレートから 8000Hz へ落とす。高いサンプリングレートから低いレートへの変換は非可逆である。複数のリサンプリングオプションとアルゴリズムが利用できる。
- フォーマット変換 : サンプルの型を変える処理。例えば 16 ビット符号付きサンプルを符号なし 8 ビットや float のサンプルへ変換する。パッキングの変換も扱い、パックドレイアウト(異なるチャンネルに属する全サンプルを同じバッファ内でインターリーブしたもの)からプラナーレイアウト(同じチャンネルに属する全サンプルを専用のバッファすなわち「プレーン」に格納したもの)への変換に対応する。
- リマトリクス : チャンネルレイアウトを変える処理。例えばステレオからモノラルへ変換する。入力チャンネルを出力ストリームへ対応付けられない場合、ゲイン係数やミキシングが異なるため、この処理は非可逆になる。
その他さまざまな音声変換(伸長やパディングなど)も専用のオプションで利用できる。
2 関連項目
ffmpeg, ffplay, ffprobe, ffmpeg-resampler, libavutil
3 著者
FFmpeg 開発者。
著作者についての詳細は、プロジェクトの Git 履歴(https://git.ffmpeg.org/ffmpeg)を参照のこと。例えば FFmpeg ソースディレクトリで git log コマンドを実行するか、オンラインリポジトリ https://git.ffmpeg.org/ffmpeg を閲覧すればよい。
各コンポーネントのメンテナは、ソースコードツリー内の MAINTAINERS ファイルに記載されている。
ホスティングは telepoint.bg の提供による。